米作りが始まります

秋田県美郷町の法人農家から「美郷町産あきたこまちのできるまで」を新たなカテゴリにて、継続してお伝えしていきます。

2020年4月4日、秋田県の県南地域での桜の開花はまだまだですが、米作りの最初の作業「浸種」が始まります。

<浸種>


浸種とは、種籾を一斉に発芽させるために、必要な水分を吸収させる作業を行います。米の品種や育て方にもよりますが、こちらでは水温を低く長時間かけて吸水させて次の作業「芽出し」に繋げます。

<あきたこまちの種籾>

品種を間違えないように、違う色の網袋に入れて浸種を行います。

ちなみに、この浸種は3日に一回ほど水を新しいのに交換するのですが、通常はタンク下の水抜きバルブから水を抜けばいいのですが、それだと作業小屋の床が水浸しになってしまいます。そこで単なる7mホースを使い、まるで「理科の実験」のようなやり方で水を抜くんです。

その模様がコチラ↓

おおー。

知ってる人は物知りですね。
サイフォンのように高い所から低い所に流れる原理を利用して、水を抜いていたのです。これだと、わざわざポンプなどを使わずに自然の力で水を抜く事ができるんです。

少し理科の勉強が役立ちました。

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