種籾の消毒と「技」

次の工程である「種籾の消毒」に入ります。
浸種を始めてから9日間経過。水に浸してから積算温度(水温×日数)が100℃くらいになるまで、だいたい1週間〜10日くらいでしょうか。

種子消毒の薬剤(タフブロック)ですが、なかなかの臭いと色がしています…。

なぜ種子消毒が必要かと言うと、種籾にはいろいろな雑菌が付着しており、田んぼに植えた後に重大な病原菌が付着している場合があるので、消毒もしっかりと行わなければならないのです。

4つある水桶のうち、順番に種子消毒を48時間前後かけて行います。

この工程が全て終わると、次は「芽出し」です。


種子消毒の作業の合間に、「高圧水ポンプ」を修理していた親方に教えてもらった驚きの技を一つ。

車や機械のエンジン周りに付いているベルト。
このベルトをコンパクトに畳む技です。





コツは左手でベルトをガッチリ持ち、右手でベルトを2回ねじり、バイオリズムグラフ?みたいな形にしてから両手を真ん中に合わせるようにすれば出来るはず…?

農業に関わり、機械にさわることの多い農家ならではの「技」でした。

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