田んぼへ入水します

五月晴れの美郷町です。

こんな天気の日は外で何をやっても「ナントカ日和」となりますね。

いい天気なので、本日は「田んぼの入・排水の管理日和」ということにします。

今回の作業は、田んぼの代かき前に用水路から田んぼ内に水を引き入れる為の「水口」と、貯めた水を一定の高さで堰き止める「排水口」周りを水が漏れないように作り直す作業です。

排水口(作業前)

排水口(作業後)
水が漏れないようにすると同時に、一定量の水以上貯まったら溢れ出るように出口の高さを調整します。

こうして見ると、田んぼが整備された年数によって、色んな排水口があるようです。
古い物だと40年前のボロボロの用排水路があり、その作りに合った特殊な準備が必要です。

もう一つ、暗渠(あんきょ)と呼ばれる排水装置があります。

暗渠とは、主に農地(田んぼ・畑・草地)における「水はけ」を改善する装置です。
田んぼや畑・牧草地に、深さ60cm~100cmのところに穴の開いたパイプを勾配をつけて何本も敷設して、パイプの出口を開閉することによって近くの排水路へ土中の水を排出することが出来る装置です。
しかし、これもまた経年によりボロボロで、効いてない物があったりします。田んぼには欠かせない装置の一つです。

入排水口の準備が出来た田んぼから、順次水を入れていきます。

おや?畔のどこかで漏れて右隣の豆畑に水たまりが⁉︎

田んぼにただ水を入れるだけでなく、水を入れてからの状況確認も必要です。どうなっているかは自分の目で見ないと分からないものです。

このまま何もせず放置して大雨でも降ろうものなら、この畔は決壊してしまいます。なので水漏れの元を見つけてしっかりと補修してあげます。

全ての田んぼを歩いて回って、どんどん水を入れていきます。

田んぼを一枚一枚見てまわります。

田んぼの枚数が多いほど歩き続ける大変な作業と言えるかもしれません…。

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