雲一つ無い青天の中、今年度の種まきがスタートしました☀️
「芽出し」が終わると「種まき(播種)」の作業です。
ちなみに「種籾(たねもみ)」をまくのが種まきです。
直接土にまくのではなく、育苗箱に種をまきます。
種とは籾(もみ)のことです。簡単に言うと、お米の種です。
籾は稲穂を脱穀した状態のものを言います。
お米の種はお米です。
農家にとっては当たり前の話なのですが、普段「ごはん」としてしか見ていない人にとっては、「種」としての姿は見当もつかないかもしれません。
白米は精米されてしまっているので種にはなりません。玄米は種籾なれる可能性大です⁉︎
それでは種まきの説明を…
流れ作業により「①下地の土・②水かけ・③種まき・④覆土」の順番で流れていきます。
一般に播種機と呼ばれるベルトコンベアの機械で、本来手間と人手のかかる種まき作業を、自動で行ってくれる便利な機械です。
播種機でおこなう場合、最低3人、4人はいないと厳しいイメージです。
①苗箱を投入する人
②出口で受け取り重ねる人
③種、床土、苗箱を補充する人
④全体統括、フォークリフトオペレータ
と、できれば5人は欲しいところです。
土をいれて、
種を撒いて水をかけ、
また土をかけて出来上がり。
たまったら軽トラに積んで、
育苗ハウスに並べていきます。
ひたすらそれを繰り返す事約3,000枚…
最後に保温シートをかけて芽が出てくるのを待ちます。
播種機があれば、一日千枚のペースなので3日間かかりました。
そうこうしているうちに、桜がようやく咲きました🌸
1ヶ月後には田植えです。
コメント