出穂期を迎え、稲の花が咲きました

8月に入り、あきたこまちもいよいよ穂が顔を出してきました✨

中干しが終わった頃から、幼穂ができる穂ばらみ期に入ります。この穂ばらみ期から出穂期は、稲の生育期間中で最も水が必要な時期です。

この時期に水切れになると穂が出にくくなり、途中で出穂が止まってしまう場合があります。昔からこの時期の水のことを「花水(稲の花が咲く時期に必要な水)」といい、重要視されています。やや深水をするように、と言われておりますが、最近の長雨で中々田んぼがしっかりと中干しできないので、あえて水を入れずに自然の雨の力を借りました。

稲の開花後

稲の花は、なかなか見ることができない貴重な花です。

稲の花は、穂が出てからすぐに咲きます。

稲の花は、花と言っても花弁があるのではなく、籾の真ん中が2つに割れて、中にあるおしべが籾から外に出ます。この状態を花が咲くと言います。

花が咲いた状態

その後、受粉して籾はまた元のように口を閉じてしまいますが、この時に、おしべが外に出たまま籾が閉じています。花が咲いた状態を知らないと、籾の閉じた状態でおしべが外に出ているのを見て、花が咲いたと勘違いしてしまう場合があります。

次は「カメムシ防除でドローンの登場」です!

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