ハウスのビニール張り

秋田県はついに本日桜の開花宣言がありましたね🌸

美郷町は、本日の最高気温16℃でまさに農作業日和でした。

あと1日日差しがあれば、美郷町内での桜の開花もありそうです。

本日も米農家の作業+αをお伝えします。

<ハウスのビニール張りの模様>

ここで言うハウスとは、稲の苗を育てる育苗ハウスのことを言います。
小さいうちの苗は寒さに当たると委縮してしまうことがあるので、主に寒さ対策でビニールハウス内の暖かい場所で育苗を行います。

冬の間はビニールを外してパイプだけの状態にします。

①開き戸の設置

②ビニールの位置決め

③サイド部分のビニール張り

④ビニールを留める為、ビニペットレールに「バネ棒」を差して固定

⑤ストレートパイプを付けて

⑥巻き上げ機で巻き上げ

育苗ハウスの正面・後方・側面を張ったら、残るは天井部分です。

50m以上ある育苗ハウスの天井を、一枚もののビニールで一気に覆います。

その為、作業に適した時間や風の無い時間という条件が重なった時に、一気にカタをつけます。

出来れば「晴れの日」「風の吹いて無い時間」「大人数」の好条件が揃えばやりやすいです。
もちろん農家さんによってやり方は様々です。

育苗ハウスの正面と後方を張ったら、残るは天井部分です。

風上から作業スタート

出だしを仮留めしたら上で1人、左右にそれぞれ人が分かれてどんどん広げていきます。

全て被せたら一旦横を仮留め。これをやらないと風が吹いてきたときに大変な事に…。

全て均等に広げたら端と端を固定します。

この日は急な雨に幾度となく悩まされました。

とりあえず完成。

ちなみに、ハウスと一言で言っても用途に応じたハウスがあり、こちらの農家さんのハウスは育苗期間(約1ヶ月)のみに使用するハウスのようです。

扉の取り付けから始めて、だいたい4日間ほどかかりました。

ハウスも完成し、そろそろ種籾も次の工程に移ります。

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